パグとは??
このページでは、パグがどんな犬なのかを説明しています。犬に歴史あり。。
■原産地:中国
■用途:コンパニオン・ドッグ
■沿革:
もともと中国の古い愛玩犬でしたが、オランダにもたらされたのが1600年代の末頃だったといわれ、
そのためヨーロッパではオランダの原産犬種として信じられていた時代が長かったようです。
ペキニーズなどと同じ祖先犬から作出されたといわれていますが、中国における沿革はまったく不明となっております。
オランダ東インド会社を通じてイギリスにもたらされるや、貴族の夫人たちに愛好され急速に人気犬種となりました。
当時は断耳をする習慣となっていたそうです。
パグを愛好した皇帝や貴族のなかにはイギリスのウィリアム3世(1650年〜1702年)、ロシアのエカテリナ2世王妃(1729年〜1796年)などがいます。
パグとは、ラテン語のにぎりこぶしのことで、頭部の形がにぎりこぶしに似ているところから
名付けられたと伝えられています。
国によって犬種名が異なっている珍しい犬でもあり、中国では「パークゥ(いびきをかいて寝る王様)」、
ドイツなどのゲルマン系の国では「モプス(しかめっ面)」、フランスでは「カーリン」、ラテン系の国では「パグナス(握りこぶし)」などと呼ばれています。
■一般外貌:明らかにスクエアで、コビーで、体躯はコンパクトで、引き締まった体つきをし、筋肉は堅い。
■習性/性格:かなりの愛嬌があり、威厳と理解力がある。安定した性格で、愉快で、活発な性格。
■毛色:
シルバー、アプリコット、フォーン、ブラック。どの毛色もたいへん明瞭で、トレース(後頭部から尾にかけてのブラックのライン)や
マスクとのコントラストもはっきりしている。
マーキングは明瞭である。
マズルやマスク、耳、頬の上のほくろ、サム・マークや前頭部のダイヤモンド、
トレースは黒いほど良いとされている。
■サイズ:理想体重は6.3〜8.1kg